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キューティクルってよく言うけど!?

キューティクル?


キューティクルという言葉は、テレビのCMや髪に関する美容記事などでよく聞く言葉だと思います。

キューティクルとは髪の毛の表面を覆う、うろこ状の構造部分を言います。

髪の表面にある保護層で、うろこのような形状で何層にも重なり合っていることが特徴です。

髪の毛の指通りが良くサラサラしている状態は、キューティクルの摩擦を防ぐ脂質成分が働いている状態です。

キューティクルがはがれることで、髪の内側の潤いや栄養素が失われ傷んだ髪へと繋がるのです。

そして進行すると手触りの悪くパサパサになってしまうんですね。

はがれてしまったキューティクルは残念ながら復活することはありません。

お風呂あがりや、カラーリング後はキューティクルが開いている状態なので、

洗い流さないトリートメントなどでしっかりケアしてあげましょう!

 

髪の毛の構造


髪の毛は大きく分けて、「メデュラ」「コルテックス」「キューティクル」の3つの部位に分かれています。

まず、髪の深部にあるのが「メデュラ」と呼ばれる部分です。

そのまわりに「コルテックス」と呼ばれる髪の内部を形づくる組織があります。ここが髪の90%を占めます。

そして一番外側にあるのが「キューティクル」です。

 

キューティクルはうろこ状に重なり合っており、細かく見ていくと8層にも及びます。

外敵から髪内部を守るバリヤ機能の役割があります。

1枚1枚のキューティクルがキレイに整っていると、手触りもよくツヤも出ます。

しかし、ダメージを受けると1枚1枚が毛羽立ち引っかかったり、絡みやすくなり、ツヤも出ません。

枝毛や切れ毛といった症状はもちろん、パサつきやツヤ不足もキューティクル表面の毛羽立ちが原因なのです。

そのため、髪のツヤを出すためには、日頃からしっかりケアをし、1枚1枚のキューティクルを整えることが大切になります。

 

 

キューティクルが失われるとどうなるか


キューティクルのウィークポイントは、摩擦に弱い点です。

固いものでブラッシングしたり、シャンプーの際に強くこすったりすると簡単に剥がれ落ちてしまいます。

紫外線やドライヤー、カラーリングなどの刺激にも弱く、キューティクルが失われるとタンパク質や水分もなくなり、

枝毛や切れ毛を引き起こし、さらには薄毛の原因にもなります。

大切な髪の毛を守るためにも、キューティクルケア方法を実践しましょう。

 

次回はキューティクルの内容についてお伝えしたいと思います。

お楽しみに!