キューティクルってよく言うけど!?
キューティクル?
キューティクルという言葉は、テレビのCMや髪に関する美容記事などでよく聞く言葉だと思います。
キューティクルとは髪の毛の表面を覆う、うろこ状の構造部分を言います。
髪の表面にある保護層で、うろこのような形状で何層にも重なり合っていることが特徴です。
髪の毛の指通りが良くサラサラしている状態は、キューティクルの摩擦を防ぐ脂質成分が働いている状態です。
キューティクルがはがれることで、髪の内側の潤いや栄養素が失われ傷んだ髪へと繋がるのです。
そして進行すると手触りの悪くパサパサになってしまうんですね。
▲はがれてしまったキューティクルは残念ながら復活することはありません。
お風呂あがりや、カラーリング後はキューティクルが開いている状態なので、
洗い流さないトリートメントなどでしっかりケアしてあげましょう!
髪の毛の構造
髪の毛は大きく分けて、「メデュラ」「コルテックス」「キューティクル」の3つの部位に分かれています。
まず、髪の深部にあるのが「メデュラ」と呼ばれる部分です。
そのまわりに「コルテックス」と呼ばれる髪の内部を形づくる組織があります。ここが髪の90%を占めます。
そして一番外側にあるのが「キューティクル」です。
キューティクルはうろこ状に重なり合っており、細かく見ていくと8層にも及びます。
外敵から髪内部を守るバリヤ機能の役割があります。
1枚1枚のキューティクルがキレイに整っていると、手触りもよくツヤも出ます。
しかし、ダメージを受けると1枚1枚が毛羽立ち引っかかったり、絡みやすくなり、ツヤも出ません。
枝毛や切れ毛といった症状はもちろん、パサつきやツヤ不足もキューティクル表面の毛羽立ちが原因なのです。
そのため、髪のツヤを出すためには、日頃からしっかりケアをし、1枚1枚のキューティクルを整えることが大切になります。
キューティクルが失われるとどうなるか
キューティクルのウィークポイントは、摩擦に弱い点です。
固いものでブラッシングしたり、シャンプーの際に強くこすったりすると簡単に剥がれ落ちてしまいます。
紫外線やドライヤー、カラーリングなどの刺激にも弱く、キューティクルが失われるとタンパク質や水分もなくなり、
枝毛や切れ毛を引き起こし、さらには薄毛の原因にもなります。
大切な髪の毛を守るためにも、キューティクルケア方法を実践しましょう。
次回はキューティクルの内容についてお伝えしたいと思います。
お楽しみに!